魔迫瑠砕のひとりごと

精神障害をかかえながら91歳の母を介護する私の日常

会話って難しい

今日は比較的穏やかな一日だったように思う。デイサービスがないから母もいたが、ぶつかることもなく·····

ま、会話してないからぶつかることがないのは当たり前か。
ひどく落ち込むこともなかった。

私は会話が苦手だ。特に自分のことを誰かに伝えること、話すことが劣っている。だからよく誤解される。誤解を解こうとすると言い訳するなとか言われることがよくあって、いつ頃からか自然と誤解されてもそれ以上話す努力をしなくなった。

辛いけれど、しなくなれば出来なくなった。

今思うと、私が大切なものを失ったのは、それが大きな原因の一つじゃないかと感じている。
もう遅いが·····


私の頭は記憶領域が多く占めるのか、その分ロジカル分野が弱い。記憶領域は画像がいっぱい。静止画もあれば動画もある。だが文字はない。

子供の頃は作文が超苦手だった。何をどう言葉にすればいいのか分からないのだ。幼稚園や小学校低学年の頃、学校などから帰って母から今日は学校で何があったかと聞かれても、全て覚えているが説明する文章が上手く作れず、結局「うーん·····忘れちゃった。」となる。

いわゆる無口。


でもそうなったのは自分で自分を押さえつけた結果だから仕方ないわな。

ちびっ子のくせに、愚痴など言ったら親に心配かけると思い、決して虐められようが何されようが、親に話したことはない。


相手がいる会話は難しい。話し合いは難しい。


中1の時、ふとあることに気づいた。
私の頭の中にあるのはいつも画像、だったらそれを、見たまま言葉で説明すりゃいいんじゃない買ってね。
そしたら作文苦手意識が一気に吹っ飛んだ。

それからは決まった文字数内に納めるのが大変という悩みに変わった。

会話はその場で直ぐに返さなきゃならない。私には色んなことを正確に変換する時間が少なすぎるのだ。だから不完全な言葉を返したりして、うまくりかいしてもらえなかったりする。


悔やんでも仕方ないね。

そうだ! せっかく生後2ヶ月くらいからの記憶が残っているんだから、半生記でも書こうか。それなら今すぐでも始められるな。