魔迫瑠砕のひとりごと

精神障害をかかえながら91歳の母を介護する私の日常

伝えることって難しい

自分の考え、想いを言葉にして伝えるのは本当に難しい。

子供の頃から苦手だった。幼稚園や小学校から帰って、母に今日はどうだった?なんて聞かれても·····  覚えている。全て覚えているけれど、それを全て文章に変換するのが大変な作業になるので気が遠くなりそうになり「忘れちゃった!」といつも言っていた。

 

Logicが弱いとでもいうのか、プレゼンなんて最悪なものにしかならないだろう。

 

未だに悔やまれるのは、元旦那にさえ上手く話せず、おそらくそれが原因であろう「信頼関係の崩壊」。

そして未だに、私の何がそこまで元旦那を幻滅させたのかもわからないのだ。もちろん精神疾患が元になって大変な心労をかけたことはわかっている。これも含まれている。

 

でも、彼にしてみれば、今更何を馬鹿なことを!て感じなのだろう·····

 

母と元旦那のことで大喧嘩になった時、そんなに言うなら○○(元旦那)のとこへ帰れ!!と。

 

出来るわけない。彼には何も言えない、聞けない。顔を見るのも嫌なはずだから。

 

写真を見て、何度スマホを手に取ったかわからない。けどその先指が動かない。

何故こんなにも耐えねばならない?  この先もずっと耐えねばならないのか?

 

終わりたい。終わらせたい。自分を。他に望みは無い。望めるものは無い。

 

誰にも、何も伝えられない。それもいいじゃないか。伝えられないなら伝えない·····    そのままで。